MT5の初期設定や基本|FX初心者がマスターすべき最初のステップ

MT5の初期設定や基本|FX初心者がマスターすべき最初のステップ

FXトレードをする上で「取引環境」はとても重要です。

MT5(MetaTrader5)は、カスタマイズ性が非常に高く、機能も豊富で自分に合った環境を整えやすいプラットフォームです。

しかし機能が豊富なためか、基本的な初期設定も初見ではなかなか設定箇所が見つけられないという初心者トレーダーも見られます。

そこで今回は、MT5の初期設定や基本的な部分を解説していきます。

海外FX業者で、日本人トレーダーに人気のあるXMもMT5に対応しているため、これから海外FXを始める方は確認しておきましょう。

目次

MT5とは?

MT5(メタトレーダー5・MetaTrader5)とは、MetaQuotes社が2010年にリリースしたFX・為替商品・先物の取引プラットフォームです。

世界中で利用者の多いMT4よりも利用できるカスタムインジケーターやEAの種類はまだ少ないものの、表示できる時間足の種類が多く、64bitに対応したため動作スピードがMT4よりも速くなっている特徴があります。

MT4よりも基本スペックが高く、さらには今後も新たな機能の追加や改善などの期待もあるため、利用者は着実に増加しています。

MT5の基本の初期設定方法

MT5をインストールしてログインしてみたけど、デフォルトの画面では少し使いにくい場合があります。

取引を始める前に、以下の基本的な初期設定を確認していきましょう。

  • トレードする通貨チャートを表示
  • ラインを引く
  • インジケーターの設定
  • ワンクリック注文設定

今回は、日本人トレーダーに人気のある業者のXM MT5を例にそれぞれ解説します。

トレードする通貨チャートを表示

まずは取引したい通貨ペアのチャート画面を表示させましょう。

画面左側にある「気配値表示」の中に、お目当ての通貨ペアがあればそちらをダブルクリックすることによりチャート画面が表示されます。

もしも一覧にない場合は、「気配値表示」の欄で右クリックして「気配値一覧」を選択します。

表示された画面内の左側にある「Forex」→「Standard(口座タイプ)」→「Major」を選択し、表示された一覧の中から任意の通貨ペアを選択して、最後に画面左下の「銘柄を表示する」を選択すると最初の「気配値表示」に追加されます。

ラインを引く

環境認識をする際に必要になる「水平ライン」や「トレンドライン」の引き方を確認しましょう。

画面上部のツールバーにある「ー」ボタンをクリックすることで水平ラインをチャート上に表示することが出来ます。

斜めのトレンドラインを引く場合は、「/」ボタンを押すことで表示出来ます。

また、ラインをダブルクリックしてラインを移動させたり、ライン上で右クリックすることにより線の色や太さなども変更することが出来ます。

インジケーターの設定

次にインジケーターを設定しましょう。

今回は最も基本的で利用する頻度の高い「移動平均線」で説明します。

画面上部にあるメニューの「挿入」→「インジケーター」→「トレンド系」→「Moving Average」を選択するとパラメータ設定画面が表示されます。

ここで移動平均線の期間や色、太さなどを設定し、「OK」をクリックするとチャート上に反映されます。

インジケーターは複数同時に表示させることが出来るため、期間の違う移動平均線を複数本表示させて使用することが一般的です。

ワンクリック注文設定

ワンクリック注文とは、名前の通りワンクリックで簡単に売買の注文をすることが出来ます。

チャート画面の左上にある「青と赤のマーク」をクリックすると、ワンクリック注文ボタンが表示されます。

ロット数を入力しておくことにより、買いの場合は「BUY」を、売りたい場合は「SELL」をクリックすることにより、瞬時に成行注文が出来るため大変便利です。

まとめ

今回は利用者の多いXM MT5の基本的な初期設定方法を解説しました。

この記事だけでは紹介しきれないほど便利な機能が他にもたくさん存在します。

操作に慣れてきたら、いろいろ試してみて自分の使いやすい環境を構築してみましょう。

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