韓国だけでなく海外にも進出しているKPOPアイドル。特に男性アイドルグループ「BTS」は世界中でも注目を集めているほど人気です。そんなKPOPアイドルですが、世界中で有名なトップレベルにもなると多くの年収を得ていると言われています。今回この記事では、KPOPアイドルの年収や日本との違いについて解説していきます。
KPOPアイドルの年収はいくら?
KPOPアイドルの年収は、BTSやBLACKPINKなどのトップアイドルの場合、年収額は相当高いと言われています。男性アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」の場合、1人当たりの年収は約15億円。女性アイドルグループ「BLACKPINK」のメンバーも1人当たり約9000万円と推定されています。
収入の仕組み
KPOPアイドルの収入の仕組みは、事務所からメンバーへの収益分配制です。
韓国でアイドルを目指す人は事務所所属の練習生となり、十分な育成期間を設けた上でアイドルデビュー。練習生時代の寮での生活費用や、レッスン代は全て事務所が請け負います。
練習生がアイドルデビューした後、楽曲の収益やライブのチケット代などの収益を事務所が回収。練習生時代にかかった費用を徴収した後、メンバーへ分配する仕組みとなっています。
1人当たりの育成費用は約2億円
韓国でアイドル事務所に所属する練習生は、育成費用が1人当たり約2億円かかると言われています。事務所側はこの莫大な育成費用を全て負担をしてアイドルグループが結果を残せるよう教育します。
KPOPアイドルではグループの人数が4~5人が大半です。もし失敗した場合は、8億円から10億円が負債になるので、事務所側も成功を収めるために必死になるのがわかります。
デビュー直後は無給の所も
アイドルデビューしたメンバーは、デビューするまでにかかった育成費用を事務所に返済しないといけません。そのためデビューして間もないアイドルたちは給料が少なかったり、場合によっては無給になります。
大手事務所やデビュー直後から売れたアイドルの場合、1~2か月ほどで給与が支払われるようになりますが、中小規模の事務所の場合、数ヶ月以上かかるようです。
収益配分は事務所次第
KPOPアイドルは、楽曲の売上やライブのチケット代などから収益を得ていますが、事務所によってグループと事務所の収益配分が異なります。事務所とアイドルグループで7:3の所もあれば、5:5で折半している所もあるそうです。
KPOPアイドルの場合、給料は固定給ではなく歩合制のため売れるほど収入は大きくなります。育成費用の返済が終われば、年収数億円を目指すことも可能です。
日本のアイドルとの違いを調査
KPOPアイドルと日本のアイドルの違いについて紹介します。
給与の支払い
収入の仕組みでも話していますが、KPOPアイドルの給料は歩合制です。アイドル活動をして売れるほど給料が増えるため、大きな年収を得る可能性を秘めています。
対する日本のアイドルは固定給が基本です。事務所から一定額を期間ごとに給与として受け取るため、比較的安定しています。事務所やグループの知名度によっては、仕事によって歩合が上乗せされることもあるそうです。
KPOPは実力派、日本は成長コンテンツ
KPOPアイドルの場合、練習生として歌やダンスなどを数か月間かけて学ぶため、デビュー直後から実力あるパフォーマンスを披露します。
日本の場合は、最低限の歌唱力や振り付けでアイドルデビューし、ライブや楽曲のリリースをしながら成長を見せていきます。
完成された作品を楽しみたい人はKPOPアイドルを、成長を見届けて応援したい人は日本のアイドルをオススメします。
アイドルグループとしての存続の長さ
KPOPアイドルグループの存続はあまり長くありません。多くのアイドルグループは事務所と契約で揉めてグループが分裂。残ったメンバーでグループ活動を続けるところもありますが、大半が数年で解散しています。
日本のアイドルグループの場合、グループとしての存続は長めです。「モーニング娘。」や「AKB48」などを見るとわかると思いますが、世代でのメンバー交代はあれどグループは存続し続けます。卒業したOBが、再びアイドルグループのライブにゲスト出演するのも醍醐味の1つと言えるでしょう。
現在注目を集めているKPOPアイドルを紹介
2025年11月現在、注目を集めているKPOPアイドルを紹介します。
TWICE
TWICE(トゥワイス)は、2015年に韓国で結成された多国籍アイドルグループです。韓国で放送されたサバイバルオーディション番組を通して選ばれた9人のメンバーによって結成されています。メンバー構成は韓国人が5人、日本人3人、台湾人1人です。
デビューしてから多くの音楽賞を受賞。2025年11月時点では、YouTubeチャンネルに投稿されているミュージックビデオのうち4曲が再生回数1億回を超えており、総再生数は83億回以上です。
出典:TWICE
BTS
BTS(別名:防弾少年団)は、2013年にデビューした男性7人組アイドルグループです。当初は「若者に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、音楽を守り抜く」という意味でグループ名を「防弾少年団」として活動。しかし、2017年に世界進出を視野に入れたことから「BTS」に改名しています。
実力派グループで強烈なダンスパフォーマンスに定評があり、楽曲によってはメンバー自ら作詞作曲や振り付けなどを担当しています。
出典:BANGTANTV
Baby DONT Cry
Baby DONT Cryは、2025年6月23日にデビューした4人組アイドルグループです。韓国人2名、日本人2名で構成される多国籍グループで、メンバーは全て17~19歳。若くてフレッシュですが、どのメンバーも実力派で2025年4月に公開した練習映像では、1000万再生を超えています。
デビュー前から大きな注目を集めたBaby DONT Cry。YouTubeチャンネルに投稿されたデビュー曲「F Girl」のミュージックビデオは、発売から4ヶ月で2800万再生を記録しています。
まとめ
今回は、KPOPアイドルの年収や日本アイドルとの違いについて解説しました。
トップクラスになると1人あたりの年収が10億円以上となっているKPOPアイドル。練習生時代は事務所が経費を負担するためデビュー直後は無給となる所もありますが、成功すると歩合制のため年収数億円も夢ではありません。
日本のアイドルとの大きな違いは、KPOPアイドルは練習生時代に十分なレッスンを受けられることから、デビュー直後から実力ある歌唱力やダンス力を披露できる所です。
興味のある方は、この機会にKPOPアイドルも応援してみてはいかがでしょうか。
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