仮想通貨の急激な価格の上昇により、資産1億円に到達した投資家が多く誕生し、「億り人」という呼び方が広く使われるようになりました。
しかし億り人として紹介される人の多くは、仮想通貨や株の取引をするトレーダーが多く、FXの億り人はあまり話題に上がることは少ないです。
そこで今回は、FX取引で億り人になることはできるのか、その確率や初期資金などについて詳しく解説していきます。
億り人とは？
最初に、億り人の定義を確認しましょう。
億り人とは、株やFX、仮想通貨などの投資によって総資産額が1億円を超えるトレーダーを指します。
他にも1年間の投資で1億円以上の利益を得た人を指す場合もあります。
仮想通貨の急激な価格の上昇により、多くの億り人が誕生したことで広く使われるようになった言葉です。
「億り人」の他にも「億トレ」とも呼ばれることもあります。
FXで億り人になれる？
仮想通貨や株の取引で億り人となった投資家の話しはよく耳にしますが、FXの億り人についてはあまり話題になっていません。
そのため、FXでは億り人になれないのではないかと感じている人も多くいるようです。
しかし実際には、ちゃんとFX取引で億り人を達成した人もいます。
FXで億り人になれる確率とは
FXで資産1億円超えの億り人になれる確率はどのくらいあるのでしょうか。
FXで億り人になれる確率は、およそ0.037%と言われており、年間1億円以上稼ぐトレーダーは2725人に1人という計算になります。
この数字だけを見ればかなり確率が低いと思いますが、宝くじの高額当選に比べれば圧倒的にFXで億り人になる方が高確率です。
そもそもFXは、9割のトレーダーが負けると言われていますが、残りの1割の勝ち組トレーダーになることができれば、充分に億り人が現実的となります。
FXの億り人たちの初期資金とは？
上記で説明したように、億り人とは「投資によって資産1億円を築いた投資家」を指します。
そのため、初期資金は多ければ多いほど億り人への道は近くなります。
しかし調べたところによると、初期資金は10万円〜30万円ほどの少額からスタートして莫大な資産を築いたケースがほとんどでした。
つまり、億り人を目指すために大きな資金を用意する必要はなく、少額の資金からコツコツと時間をかけて資産を増やしていく方が良いようです。
FXで億り人となった人の共通点とは
調べていくうちに、FXで億り人となった人の共通点があることがわかりました。
詳しく解説します。
少額資金から始めた人が多い
FXで億り人となったトレーダーの多くは、初期資金10万円〜30万円ほどの少ない資金から投資を始めて資産1億円に到達しています。
FXはレバレッジと呼ばれるシステムにより、少額資金から始めることが出来ます。
レバレッジとは、直訳すると「テコの原理」となり、少ない資金で大きな金額の取引をすることが出来る仕組みです。
そのため、少ない資金でも効率よく利益を上げることが可能です。
短期取引に特化した手法
FXは、通貨ペアの未来の価格を予測してトレードします。
基本的に、1時間先の未来を予測するよりも、5分先の未来を予測する方が精度の高くなるため、勝率の高い短期での取引をしているトレーダーがほとんどです。
さらにFXでは、ポジションを保有している状態は相場に自分の資金を晒していることとなるため、常にリスクを負っている状態となります。
そのため、できるだけポジションを保有している時間を短くし、リスクを極力減らしています。
常に勉強して勝てるまで諦めない
今では億り人となり勝ち組トレーダーとなった人も、最初は全く勝てなかったと話す人も多くいます。
数年間も負け続けていても、常に相場と向き合い勉強をしてトレードを続けた結果、勝てるようになり億り人になったという人もいます。
まとめ
億り人は、仮想通貨や株の投資家がよく話題となりますが、しっかりとFX取引でも億り人は誕生しています。
そもそもFXは、9割のトレーダーが負けると言われているため、安定して利益を得続けている人が少ない事もあり目立った露出が少ないのかもしれません。
しかし少額の資金からコツコツと資産を築いたFXの億り人も確かに存在しており、資産1億円を目指すことも不可能ではありません。
投資をするにはそれなりのリスクは付き物のため、自己責任で無理のない範囲で挑戦してみるのも良いかもしれません。
