読売新聞の代表取締役を務め、「ナベツネ」の愛称で知られている渡辺恒雄。政界やスポーツに大きな影響を与えていた人物でしたが、2024年12月19日に都内の病院で98歳という年齢で亡くなり話題になりました。実は、渡辺恒雄には1人息子がいるそうです。「渡辺恒雄の息子ってどんな人？」といった方に向けて、この記事で解説していきます。
渡辺恒雄の息子について
渡辺恒雄の息子は渡辺睦（わたなべむつみ）です。1957年7月25日に生まれ、2025年1月現在は68歳。青山学院大学を卒業後は三井信託銀行に入行し、2017年からは三井住友銀行の専務執行役員を務めていました。2021年には、東急不動産の社外取締役や三井住友トラスト不動産の会長も務めるなど、父親譲りのビジネスセンスを生かして銀行と不動産どちらも活躍している人物です。
渡辺恒雄の孫は？
渡辺睦に子供がいることから、渡辺恒雄には孫がいます。2019年時点で高校生と言われていたので、2025年1月現在は大学生か、すでに社会人として働いていると考えられます。渡辺睦一家は新宿にある渡辺恒雄の自宅隣で暮らしていたことから、幼い頃から渡辺恒雄と交流があったことが窺えます。渡辺恒雄の肩をもんだりとおじいちゃん思いの孫だったようです。
渡辺恒雄の資産
渡辺恒雄の不動産や株式等を含む総資産は260億円以上と言われています。2024年12月に亡くなったため、保有していた資産は全て息子の渡辺睦が相続すると言われています。渡辺恒雄の資産は、一般人にとっては想像もつかない資産と言えるでしょう。ここでは、渡辺恒雄が保有していた資産を紹介します。
年収
渡辺恒雄が亡くなるまでの年収は、過去に週刊文集で報じられた情報によると1億3000万円前後と言われています。長年読売新聞グループ本社の社長や主筆を務めていたことから、年収だけでも数10億円の資産を保有していると考えられます。
不動産
渡辺恒雄は、東京都内に複数の物件を所持。一等地の高級マンションなど価値ある物件が多くあり、不動産だけでも資産額は7億円を超えると言われています。
株
渡辺恒雄が保有している株式は、150億円以上と言われています。読売新聞グループの株式だけでなく、日本テレビホールディングスなど様々な種類の株を所持しているそうです。
渡辺恒雄の家族構成
渡辺恒雄は渡辺平吉と渡辺花の間に生まれ、5人姉弟の内3番目の長男です。父の平吉は、りそな銀行が吸収した不動貯金銀行に勤めていたそうです。1955年に元モデルの篤子と結婚し、息子の渡辺睦を誕生し、3人家族として暮らします。
渡辺恒雄とは
渡辺恒雄とは、株式会社読売新聞グループ本社代表取締役主筆を務めた実業家です。「ナベツネ」の愛称で呼ばれ、読売ジャイアンツの球団オーナーを務め、日本プロ野球に様々な影響を与える伝説を残し、「野球界の独裁者」や「メディアのドン」、「政界のフィクサー」とも呼ばれていました。
プロフィール
ここで渡辺恒雄のプロフィールを紹介します。
- 名前：渡辺恒雄（わたなべつねお）
- 生年月日：1926年5月30日
- 出身地：東京府豊多摩郡
- 死没：2024年12月19日（98歳没）
- 通称：ワタツネ、ナベツネ
- 学歴：東京大学文学部哲学科卒業
- 職業：読売新聞グループ本社主筆
- 活動期間：1950年～2024年
渡辺恒雄は愛妻家
「政界のフィクサー」などと言われていたことや、メディアへの対応から怖いイメージがある渡辺恒雄ですが、実は愛妻家と言われています。妻の篤子さんが事故により認知症になった時は、出かける時にキスを忘れずにしていたそうです。長い夫婦生活で当たり前のように思っていた妻が認知症をきっかけに愛おしくなったと自伝で記しています。頑固で怖いと世間から思われていた渡辺恒雄ですが、家族思いの一面もあったようです。
まとめ
今回は、渡辺恒雄の息子や資産、家族構成について解説しました。2024年12月に亡くなった渡辺恒雄ですが、所持していた資産は1人息子の渡辺睦に相続したそうです。渡辺恒雄が残した資産額は260億円以上と言われています。株や不動産、自宅など様々な資産を残しています。現時点でメディアに出てくることが少ない息子の渡辺睦ですが、今後は父親のようにメディアに登場するのか、注目していきましょう。
