ユダヤ人の大金持ち一族として知られている「ロスチャイルド家」。この名前を一度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。そんなロスチャイルド家の末裔が2024年2月に死去し、話題になりました。「ロスチャイルド家ってどんな家系なの?」「ロスチャイルド一族の資産について教えて欲しい」「ロスチャイルド家の次の当主について教えて」といった方に向けて、この記事では
- ロスチャイルド家とは
- ロスチャイルド家の資産について調査
- ロスチャイルド家の次の当主は誰?
についてそれぞれ解説していきます。この記事を読むことで、ロスチャイルド家の資産や現在世界一の金持ち一族についてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
ロスチャイルド家とは
ロスチャイルド家とは、ナポレオン時代に富豪となったフランクフルト出身のユダヤ人一族です。19世紀には世界最大規模の私有財産を有しており、20世紀に入ると資産は減少。ヨーロッパの様々な場所で戦争が起きることから、息子5人を別国に住ませて資産を分割しています。こうすることで自分の国が敗北しても、一族全ての財産を失うリスクは無くなりました。これが分散投資のはじまりと言われています。
現在の事業
ロスチャイルド家が現在営む事業は、金融グループ3つとボルドーワインを生産するブドウ園2つを所有しています。金融はスイスに本拠を置く「エドモン・ドゥ・ロスチャイルドグループ」、ヨーロッパ中心に45か国にオフィスを持つ「ロスチャイルド&カンパニー」、ロンドンのスペンサー・ハウスに本拠を置く「RITキャピタルパートナーズ」となっている。ワインのブドウ園については最高の格付け「5大シャトー」と呼ばれるブドウ園の内2つがロスチャイルド家の物となっています。
2024年2月にロスチャイルド家の末裔が死去
2024年2月27日、ロスチャイルド家の末裔で慈善事業家や銀行家として有名のジェイコブ・ロスチャイルドが死去したことが報じられました。年齢は87歳。イギリスの美術館ナショナル・ギャラリーの理事長などを務めた人物です。死因については発表されていません。
https://twitter.com/ChikatsuHayashi/status/1762217095243420135
ロスチャイルド家の資産について調査
ロスチャイルド家は、保有している企業などを合わせると総資産が「1京円以上」と言われています。そんな異次元の資産を所持しているのが世界で最も裕福な一族「ロスチャイルド家」です。1京円は10000兆円と1兆の1万倍になります。世界長寿番付にロスチャイルド家の名前が無い理由として、世界長寿番付は個人資産が対象です。そのため、ロスチャイルド家は世界長寿番付に名前が出てきません。
ロスチャイルド家の次の当主は誰?
ロスチャイルド家の当主は、イギリスで1999年まで貴族院議員に就任していた元政治家「ジェイコブ・ロスチャイルド」が1990年より6代目当主を務めていました。しかし、2024年2月にジェイコブ・ロスチャイルドが亡くなったことで、次の当主は長男にあたる「ナサニエル・フィリップ・ヴィクター・ジェイムズ・ロスチャイルド(通称ナサニエル・ロスチャイルド)」になっています。ナサニエル・ロスチャイルドは、スイスに定住した金融家であり、イギリス上場メーカー「Volex plc」の会長を務めている人物です。
https://twitter.com/hayashi_samu/status/1762325820549603741
まとめ
今回は、世界中で有名な金持ち一族「ロスチャイルド家」について解説しました。5人の息子に資産を分散してリスクを減らすという頭が良い家系なのがわかります。長年勤めていた当主「ジェイコブ・ロスチャイルド」が亡くなったことで次期当主は「ナサニエル・ロスチャイルド」が務めることになりました。この当主が変わったことにより、今後のロスチャイルド家や保有する企業にどのような影響があるのか注目していきましょう。
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