ユダヤ人が富豪ランキングの大半を占めているのは本当?金持ちが多い理由も調査

ユダヤ人が富豪ランキングの大半を占めているのは本当?金持ちが多い理由も調査

アメリカの経済紙フォーブスにて毎年発表されている世界長寿番付。2024年4月には保有資産1000億ドルを超えたセンティビリオネア12名が発表されました。発表された内、多くの人がユダヤ系の人と話題になっています。

「センティビリオネア12名を教えて」「富豪ランキングの大半がユダヤ人って本当?」「ユダヤ人は何故金持ちが多いの?」といった方に向けて、この記事ではそれぞれ解説していきます。

目次

資産1000ドル以上の富豪ランキングを紹介

米誌フォーブスにて発表された、【2024年版】保有資産1000ドル以上の富豪ランキングは以下の通りです。

  1. ベルナール・アルノー(フランス、LVMH):2330億ドル
  2. イーロン・マスク(米国、ステラ・X):1950億ドル
  3. ジェフ・ベゾス(米国、Amazon):1940億ドル
  4. マーク・ザッカーバーグ(米国、Meta):1770億ドル
  5. ラリー・エリソン(米国、Oracle):1410億ドル
  6. ウォーレン・バフェット(米国、バークシャー・ハサウェイ):1330億ドル
  7. ビル・ゲイツ(米国、マイクロソフト):1280億ドル
  8. スティーブ・バルマー(米国、マイクロソフト):1210億ドル
  9. ムケシュ・アンバニ(ムンバイ、コングロマリット):1160億ドル
  10. ラリー・ペイジ(米国、グーグル):1140億ドル
  11. セルゲイ・ブリン(米国、グーグル):1100億ドル
  12. マイケル・ブルームバーグ(米国、ブルームバーグ):1060億ドル

ユダヤ人が富豪ランキングで大半を占めているって本当?

ユダヤ人が富豪ランキングで大半を占めているという噂がありますが、今回紹介した「資産1000ドル以上の富豪ランキング」ではユダヤ系の人物は6人。12名の内半数がユダヤ系ということが言えます。今回紹介したランキングの中で、ユダヤ系となる人物は以下の通りです。

マーク・ザッカーバーグ

出典:日刊工業新聞

Meta(旧Facebook)の共同創業者兼CEOのマーク・ザッカーバーグの曽祖父はドイツ、オーストリア、ポーランドから移民したユダヤ系です。ハーバード大学在籍中に「Facebook」を立ち上げると同時に休学し、その一年後に中退。Microsoftなど大手企業がFacebookを買収しようとしたが、ザッカーバーグは買収の話を断ったそうです。

ラリー・エリソン

出典:週刊BCN+

オラクル社の共同創業者であり、元CEOのラリー・エリソンは、ユダヤ人の母親の元に生まれ義理の叔父に養子として引きとられたそうです。4度の離婚歴や幾多の訴訟問題や買収など話題が尽きない人物として有名です。また自宅を和風建築にするなど親日家をしても知られています。

スティーブ・バルマー

出典:CNN

マイクロソフト社の元CEOであるスティーブ・バルマーの父親はスイスからのドイツ系ユダヤ人移民で、母親は東欧系ユダヤ人移民二世です。ハーバード大学在籍中にビル・ゲイツと出会い、スタンフォード大学経営大学院へ進学したが、ゲイツに説得され中退。その後マイクロソフト社へ入社、マイクロソフト社の成長を牽引しCEOとなるが2014年に退任。NBAのロサンゼルス・クリッパーズを買収し、オーナーに就任しました。

ラリー・ペイジ

出典:CNN

Googleの共同創業者であり、元CEOのラリー・ペイジはユダヤ人の母親をもち、兄はメーリングリストサービスeGroupsの設立者です。ミシガン大学で学士号を取得し、スタンフォード大学の博士課程中に検索エンジンなどを研究。修士号を取得した後にスタンフォード大学を休学し、Google社を立ち上げたそうです。

出典:フォーブスジャパン

Googleの共同創業者であるセルゲイ・ブリンは東欧系ユダヤ人の家庭に生まれました。スタンフォード大学在学中にラリー・ペイジと知り合い、検索エンジンに関する論文を共同で執筆したそうです。スタンフォード大学の博士課程を休学し、ラリー・ペイジと共にGoogle社を設立。

マイケル・ブルームバーグ

出典:フォーブスジャパン

大手情報サービス会社のブルームバーグの創業者であるマイケル・ブルームバーグの両親はポーランドからのユダヤ人移民です。ハーバード・ビジネス・スクールで経営管理学修士号を取得し、証券会社大手のソロモン・ブラザーズに勤務、共同経営者になったが商品取引会社に買収された後に退社。

金持ちにユダヤ人が多い理由を調査

国土交通省が公表している『訪日ユダヤ人旅行者ウェルカムハンドブック』によると、世界の人口における0.2%と推定されており、自国をもたないユダヤ人は世界各地で培ってきた経験を活かし成功を収めたと言われています。

また、発明家のエジソンや物理学者のアインシュタイン、映画監督のスピルバーグや画家のピカソなどはユダヤ系です。その事を踏まえて金持ちにユダヤ人が多い理由を紹介します。

発想方法が違う

脳科学者の茂木健一郎さんの記事にて、ユダヤ人の多くは自分を客観視する発想方法を身に着けていると語っています。その発想方法の1つが「振り子発想」と呼ばれる両面思考です。これは「考えに対して別の角度から問題を見つめなおし、元の考えに戻す」ということを何度も行い、思考に深みを増していく発想方法と言われています。これにより様々な事を深く考え、ビジネスにおける今後の展望まで想定し結果を出していることから富豪になる人が多いのでしょう。

差別されていたから

ユダヤ人はヨーロッパでは少数派で、キリスト教ではないため差別されることも多かったと言います。政治家など国に対する仕事に就くことは難しく、ビジネスや芸術などで認めてもらうためには自分の才能で切り開いていかなくてはいけません。そうした状況を乗り越え、ビジネスで成功した人がお金持ちになっています。

まとめ

今回は、ユダヤ人が富豪ランキングで大半を占めている理由について解説しました。自分を客観視できる発想方法を身に着けているユダヤ人は、考えと違う角度から見つめなおし元の考えに戻ることを反復し、考えを深めていきます。これにより物事を深く考え、今後の展望まで想定できることから、ビジネスで結果を出していると言われています。

また、ヨーロッパではユダヤ人が少なく差別されることが多いと言われています。認めてもらうためには才覚で切り開いていかなくてはいけません。そうしたハングリー精神を持ち合わせているのもユダヤ人の強みです。

その他世界の事情に興味のある方は、韓国K-POP 20% limitもあわせてお読みください。

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