XMの証拠金維持率のおさらい|目安や計算方法など完全ガイド

XMの証拠金維持率のおさらい|目安や計算方法など完全ガイド
XMの証拠金維持率のおさらい|目安や計算方法など完全ガイド

FX取引をする上で重要な事が「資金管理」です。これは自分の資金に対して、どのくらいまでリスクを許容出来るのかを把握するということであり、少しでもリスクを減らして安全に取引をするためにはとても大切な考え方となります。

そこで注目しなくてはならないのが「証拠金維持率」です。

今回はそんな証拠金維持率についてや、その目安、計算方法などを詳しく解説していきます。

目次

証拠金維持率とは

まずは証拠金維持率について説明します。

証拠金維持率とは「取引する上で必要となる証拠金(必要証拠金)に対する口座内の時間の割合」となります。

そのため、証拠金維持率が高ければ高いほどリスクが低く比較的安全な取引と言えます。

逆に証拠金維持率が低いと、強制ロスカット(強制決済)の危険性が高くなるためリスクが高くなります。

XMでは、証拠金維持率が20%を下回ると強制ロスカットが発動し、ポジションが自動的に決済されてしまいます。

そのため投資の世界では、資金が多ければ多いほど有利になる傾向があるため、証拠金維持率は高めに保ちトレードする事が大切だと言われています。

証拠金維持率 目安は?

証拠金維持率が高い方がいいという事はわかりました。それでは証拠金維持率 目安はどれくらいあれば良いのかを見ていきましょう。

先ほど説明したように、証拠金維持率は高ければ高いほどリスクを抑えて安全にトレードする事が出来るため、口座に100万円や200万円といった大きめの資金を入れる事が出来るのであれば、レバレッジを抑えめにポジションを持つことで証拠金維持率を高く保つとこは容易に出来ます。

しかし、これからFXを始めようと考えている方や初心者の方は、いきなり大きな資金でトレードする事が難しいと思います。

XMで低資金から高いレバレッジを掛けてトレードをする場合の証拠金維持率 目安はおよそ300%以上が望ましいと言われています。

つまり、有効証拠金が必要証拠金の3倍以上ある状態ですね。

計算方法とは?

では、証拠金維持率はどのようにして計算されるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

証拠金維持率の計算方法

計算方法は意外にも簡単で以下の式となります。

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

例として資金が10万円あるとします。そして必要証拠金が3万円分の注文をしました。この場合、注文後の有効証拠金は「10(資金)-3(必要証拠金)=7(有効証拠金)」となるため7万円です。上の式に当てはめてみると

  • 証拠金維持率=70,000÷30,000×100=233.3

と計算できるため、この場合の証拠金維持率はおよそ233.3%となります。少し低めな維持率だとわかりますね。

必要証拠金の計算方法

上の計算式で出てきた「必要証拠金」の計算方法も合わせてご紹介します。

無料のツールを使用して必要証拠金の計算をする事はできますが、以下の計算式を使う事で自分で計算することも出来るため覚えておくと良いでしょう。

必要証拠金=通貨枚数×為替レート÷レバレッジ

レバレッジに関しましては、XMでは17種類のレバレッジを提供しているため、口座開設時に自身で選択したレバレッジを使い計算しましょう。

例としてドル円が140円の時に10,000通貨をレバレッジ500倍で取引した場合は

  • 必要証拠金=10,000×140÷500=2,800

と計算できるため、必要証拠金は2,800円だと判ります。

※XMのレバレッジは1、2、3、5、10、15、20、25、50、66、100、200、300、400、500、888、1000倍から口座開設時に選択する事が可能です。(スタンダード口座。マイクロ口座、KIWAMI極口座の場合)

まとめ

証拠金維持率とはどんなものなのかや計算方法、証拠金維持率 目安について解説していきました。

為替相場の世界で生き残るのはとても難しく、リスク管理が大切になります。

ギリギリの証拠金維持率でトレードしていると、予期せぬ値動きによって強制ロスカットされてしまう事も多く、それが原因で資金を溶かしてしまい相場の世界から退場してしまうトレーダーが後を断ちません。

証拠金維持率を上手くコントロールしてリスクを抑え、大事な資産を失わないように立ち回って行きましょう。

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