FXの両建ては、使い方によってはかなり有用な手法です。
しかし多くのFX業者は禁止しており、日本人トレーダーに人気のXM 両建て 禁止しています。
発覚した場合は重いペナルティがあるため、しっかりとルールを確認して取引をする必要があります。
両建てとは?
両建てとは、同じ通貨ペアの「買いポジション」と「売りポジション」を同時に保有することを言います。
もし価格が急落しても買いポジションの含み損が売りポジションの含み益で相殺されるため、損失の拡大を防ぐ事ができます。
そのためFXで両建てをすると、大きな損失や強制ロスカットを回避できる可能性があり、上手く使いこなす事ができれば損失を解消して利益を得ることも不可能ではありません。
XM 両建て 禁止されている
両建てを禁止にしているFX業者は意外と多く、日本人トレーダーに人気のある海外FX業者のXMもそのひとつです。
もし両建てしている事がバレてしまうと、重いペナルティを受けてしまうため気をつけましょう。
しかし全ての両建てが禁止されているわけではなく、正しく両建てを使用する分には問題がなく、ここを勘違いしてしまう人もいるかもしれません。
禁止されている両建てとは
XMで禁止されている両建てとは、「他の口座間での両建て」となります。
どういう事かと言うと、XMではひとつのアカウントにつき最大で8つの口座を開設する事ができます。この複数の口座を使い両建てのポジションを保有する事が禁止されています。
またXM口座だけではなく、他のFX業者の口座との両建てももちろん禁止されているため注意が必要です。
さらに第三者と協力して、別アカウントの口座同士で両建てすることも禁止されています。
禁止されていない両建て
逆に禁止されていない両建てとは、同一口座内での両建てです。
同じ口座の保有ポジション欄に「買い」と「売り」どちらのポジションも表示されている状態は全く問題ありません。
こちらはXMの公式ホームページにも記載されており、両建てポジションを保有する事を認めています。
なぜ両建ては禁止されている?
そもそもなぜ他の口座間での両建て取引が禁止されているのでしょうか。
それは海外FXが人気の理由でもある「ゼロカットシステム」にあります。
ゼロカットとは、自分の取引口座内の資産以上にトレードで損失を出したとしても、マイナス分はFX業者が肩代わりしてくれるシステムです。(つまりどれだけ大きな損失を出したとしても、口座に入金した金額以上の損失にはならない)
重要な経済指標や要人発言などの価格が大きく動くイベント時に、他の口座間で両建てポジションを保有することにより、「ゼロカットシステムで損失は限定的だが利益は青天井」という状況を作り出す事ができるためです。
これが同一口座内での両建てでは、買いポジションと売りポジションでお互いの利益と損失が相殺するため”リスクヘッジ”として機能します。
両建てがバレた時のペナルティ
禁止されている両建てがバレてしまった場合は重いペナルティがあります。
利益分の出金停止や、最悪の場合は口座凍結されてしまい今後XMで取引することが出来なくなる可能性があります。
「知らなかった」などの悪意なく禁止されている両建てをしてしまったとしても規約違反の対象になってしまうため、しっかりと禁止事項については確認しておく必要があります。
また「バレないだろう」と軽く考えている人もいるかもしれませんが、取引履歴が怪しくマークされてしまいバレるという事もあるみたいなので絶対にやらない方がいいです。
まとめ
日本人トレーダーに人気の海外FX業者のXM 両建て 禁止されている事を知らずにペナルティを受けてしまう方もいるようです。
しっかりと利用規約を確認し、禁止事項は絶対にしないでルールを守ってトレードしましょう。