仮想通貨と聞いて皆さんは「ビットコイン」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
2021年に1BTCが700万円を突破した事で話題となりました。その後は下落してしまいましたが、これをきっかけにそれまで仮想通貨の事を知らなかった人たちも興味を持った事でしょう。
そこで今回は、そんなビットコインをはじめとした仮想通貨の買い方や取引の仕方などの仮想通貨 始め方を詳しく解説していきます。
仮想通貨 始め方
それでは仮想通貨 始め方を順番に解説していきます。
1.取引所を選ぶ
まず最初に考えなければならないことは、「どこの取引所を使うか」です。
取引所により取扱銘柄が違うため、これから購入しようとしている仮想通貨が対応しているのかを確認しましょう。
また仮想通貨は他の投資対象とは違い、土日や祝日も取引が可能なためスマホアプリから確認する事が多くなります。そのためスマホアプリの使いやすさなども確認しておくこともおすすめします。
2.口座開設の申し込み
使用する取引所を決定しましたが、このままでは取引する事が出来ません。
仮想通貨を取引する専用の口座を開設しなければならないため、早速申し込みをしましょう。
大まかな流れは以下となります。
- メールアドレス、パスワードの登録
- 2段階認証の設定
- 個人情報登録
- 本人確認書類(顔写真付き)の登録
- 銀行口座の登録
本人確認書類や顔写真などは、スマホのカメラ機能で撮影しWeb上へアップロードするだけなので、全ての手続きをネットだけで完了する事が出来ます。
ここまで登録を済ませれば、あとは審査完了の連絡が届けば取引出来る状態となります。
3.口座に入金する
口座の開設が完了した後に、今度は口座へ取引用の日本円を入金する必要があります。
入金方法は「ATMから入金」と「クイック入金」、「コンビニからの入金」の3つが主な方法です。
おすすめはインターネットバンキングからの「クイック入金」で、ネット上で完結するので入金するために外出する必要もなく、即時反映する取引所がほとんどのためです。
4.仮想通貨を購入
日本円を口座へ入金する事が出来たら、いよいよ仮想通貨を購入する事が出来ます。
仮想通貨の取引方法はいくつか種類がありますが、以下で詳しく解説しています。
基本的には売買区分で「買い」を選択し、購入したい数量と注文レートを入力して注文を出します。
取引方法によっては、スプレッドなどの手数料が掛かってしまうため、注文をする前に確認しておきましょう。
仮想通貨の取引方法は?
仮想通貨の取引方法には大きく分けて以下の4つの種類があります。
- 現物取引
- 積立投資
- レバレッジ取引
- レンディング
それぞれメリットとデメリットがあるため、特徴を理解して取引する必要があります。詳しく解説します。
1.現物取引
現物取引とは、実際に仮想通貨を購入・保有・売却する事を言います。
現物取引で購入した仮想通貨は、確実に自分のモノとなり「資産」になります。
損失が出ても最大で「購入した金額」以上になることはありません。
とてもシンプルな取引方法のため、初心者はまず現物取引から始める事をおすすめします。
2.積立投資
積立投資とは、一定の期間ごとに定額分の仮想通貨を購入する方法で、コツコツと積み立てて投資をしていきます。
価格が上がっても下がっても一定額を購入するため、価格が高いタイミングでは少量購入し、逆に価格が安いタイミングに多めに購入するというリスク管理ができる点が特徴です。
そのため、詳細な相場分析をする必要がないため、なかなかチェックする事が出来ないという忙しい人におすすめの投資方法です。
3.レバレッジ取引
レバレッジとは日本語で「てこの原理」という意味であり、投資の世界でレバレッジ取引と言えば「口座に入金している証拠金の何倍も大きな金額を取引する事が出来る」手法を言います。
国内の仮想通貨取引所の場合、最大2倍のレバレッジ取引をする事が可能です。
例えば取引口座に100万円入金すると現物取引ではそのまま100万円分の取引をする事が可能ですが、レバレッジ2倍取引の場合、200万円まで取引することが出来るようになります。
現物取引と比べると2倍の利益が期待できますが、逆に損失も2倍になってしまうため注意が必要です。
4.レンディング
レンディングとは、自身の保有している仮想通貨を取引所に貸し出すことにより、金利をとして仮想通貨を受け取る事が出来る投資方法です。
金利は1%以上が設定されている事が多く、0.01%程度の預貯金と比べると破格の金利が設定されています。
しかし、貸し出している間は売買する事が出来ないため、価格が暴落したとしても損切りする事が出来ずに見ていることしかできないというデメリットも存在します。
まとめ
なにかと話題となっている新しい投資対象の仮想通貨。そんな仮想通貨 始め方や取引方法について詳しく解説しました。
それぞれの特徴や特性を理解し、自分のスタイルに合わせた取引をするようにしましょう。