XMなら追証なし？！ゼロカットシステムの噂の真相とは？

この記事をご覧になるということは、恐らくFXを始めたての初心者の方々でしょう。「追証」「ゼロカットシステム」という言葉をご存知でしょうか。

FXを始めるにあたって抑えておきたい重要なポイントです。そこで、追証とは何か、ゼロカットシステムとは何かを網羅的に解説していきます。

FX 初心者のための追証

FXを初めて間もない初心者の方に向けて、これだけは抑えてほしい「追証」について解説していきます。追証を理解することでFXをより深く理解することができます。

追証とは

「追証」とは「追加保証金」の略称で、株価指数先物取引やFXなど保証金を担保として取引を行う際に、維持率を一定水準から下回った場合に追加の保証金を支払う必要があることを指します。要は、「足りなくなったから補填してね」ということです。

例えば、楽天証券だと「最低保証金率」は20％です。仮に50万円の保証金を委託し、150万円分買いを始めます。そして、この保証金の額が買った分の銘柄の値下がりなどによって減少し、30万円を割り込むと追証が必要となるのです。

XMなら追証なし？

FXにおける取引でももちろん、追証は対象になります。しかし、実はFX業界最大手のXMでは追証が対象にならないのです。実際に公式サイトでもそのような記載があります。

Q：入金額以上の損失を被る可能性はありますか？

A：いいえ、お客様が入金された金額以上を失うことはありません。特定の通貨ペアでスリッページが発生し、口座残高がマイナスになりました場合には新たにご入金頂き次第、マイナスが自動的に解消されます。

上記のように記載されています。マイナス残高はXMが肩代わりしてくれるということですが、このような補填が可能なのはXMのように資金が潤沢な場合に限ります。海外FX業者の中には、肩代わりしたがために倒産したケースも少なくありません。登録の見極めは慎重に行いましょう。

知っておきたいゼロカットシステム

先述した「追証」とセットで覚えておきたいのが「ゼロカットシステム」です。実は国内のFX業者には金融庁からの法律で「追証」が定められています。反対に海外FX業者には基本的に追証はありません。そこで鍵になってくるのが「ゼロカットシステム」です。

ゼロカットシステム

「ゼロカットシステム」とは、為替相場の急激な変動によりロスカットが間に合わず、損失が発生した場合に、FX業者が損失分を負担してくれるシステムです。

ちなみにロスカットとは、一定の損失が発生するとFX会社によって強制決済が行われる仕組みです。これは投資家の資産を守るための仕組みです。このロスカットが間に合わず、損失が発生すると損失分を負担してくれるので、非常にありがたい仕組みです。なので、日本では必ず「追証」があり、足りなくなったら補填する。しかし、著しい損失、急激な損失は負担してくれるという状態なのです。

XM ゼロカットシステムの真相

結論、強制ロスカットが起こると、すぐにゼロカットが執行されるわけではありません。大きく3つのステップを踏むことになります。

1. 強制ロスカットでマイナス残高が発生
2. マイナス残高とボーナスを相殺
3. マイナス残高が残ればゼロカットを実行

このステップを踏むことで初めてゼロカットが執行されます。ゼロカットの魅力は追証のリスクがないことです。XMではこの点が満たされているので初心者の方でも安心してご利用いただけるでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。FX初心者だと覚えることも多くこんがらがってしまうでしょう。一つ一つクリアしてFXを楽しんでください。